お金を掛けずに天体写真ブログ

高価な機材を用いることなく、ある程度の星空や天体を撮ることを目的としたサイトである

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コリメートdeメシエ天体~うさぎ座球状星団M79編

初登場、球状星団

このシリーズ、ほとんどが散開星団だったのだが今回はじめて球状星団が登場。

バラバラと散らばっている散開星団とは異なりギュッと密集しているのが特徴だ。

場所はオリオン座のすぐ下、かわいいウサギ座!

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M79 光度7.9等 視直径3'

ちっさ。

あぁ、なんか新しい!でも・・・うぐぐ~視直径3'はさすがに小さい!

このコンデジの解像度では中心部が全然星に分解できていない。

散開星団はもっと広角に撮りたいと思ったが、球状星団はもっとズームしないと

いかんのか。。。

DATA

ボディ CANON PowerShot A720IS(560円)
シャッター速度 15秒×2枚 ISO感度 400

望遠鏡
セレストロン NexStar102GT(18500円)口径 102mm
合成F値 2.8 合成焦点距離 1750mm×1.6倍(デジタル)=2800mm
アイピース PL20mm(1200円)デジタルカメラアダプタ(1500円)

コリメートdeメシエ天体~ぎょしゃ座・メシエ三兄弟再撮影

冬は夜が長い

冬は空気が澄んでいるだけではない。気温が低いのでノイズが減るし、なにより日没が早いので撮影可能な時間帯が長いのだ。19:00くらいでも十分な暗さ。

ぎょしゃ座がちょうど室内からの撮影に適した角度(30~40°)だったのでメシエ三兄弟を再撮影してみることに。

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星像が今まで撮ったものよりシャープに撮れた。

M37は三兄弟の中では暗く地味な存在だが、

はっきり写ると星の密集感やオレンジ色の星が多く、なかなか綺麗。

 

DATA

ボディ CANON PowerShot A720IS(560円)
シャッター速度 15秒×2枚 ISO感度 400

望遠鏡
セレストロン NexStar102GT(18500円)口径 102mm
合成F値 2.8 合成焦点距離 1750mm×1.6倍(デジタル)=2800mm
アイピース PL20mm(1200円)デジタルカメラアダプタ(1500円)

コリメートdeNGC天体~おおいぬ座散開星団NGC2362

約一ヶ月ぶりのコリメート撮影

超久しぶりに晴れ。

星が見えた日もあったが、いつ雲が掛かるか分からないのにわざわざ望遠鏡を引っ張り出すのも面倒だったので約一ヶ月ぶりのコリメート撮影となる。

同じ時間帯でも一ヶ月前より30°ほど星の位置が移動しているので前回まで撮影できなかった星団がわんさか出てきている。

 

明日からの週間天気予報はまた雨&雪・・・今日中に撮り溜めねば!

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NGC2362 光度4.1等 視直径8'

明るい星を中心としたこじんまりした散開星団。

真ん中にあるおおいぬ座タウ星は5等星だが、望遠鏡で見るとかなりの存在感。

暗い、分かりにくい天体が多いNGCにしてはとても分かりやすい星団。

 

複数枚撮ったがまともなのが1枚しかなかったので加算合成なし!

DATA

ボディ CANON PowerShot A720IS(560円)
シャッター速度 15秒 ISO感度 400

望遠鏡
セレストロン NexStar102GT(18500円)口径 102mm
合成F値 2.8 合成焦点距離 1750mm×1.6倍(デジタル)=2800mm
アイピース PL20mm(1200円)デジタルカメラアダプタ(1500円)

マイナー星座列伝~エリダヌス座

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川の星座

オリオン座の足元から繋がる星座がエリダヌス座である。

エリダヌスって何???実は川の名前

「川」の星座と言うなんとも掴みどころのない星座。

この写真に写っているより倍以上の長さがあり、焦点距離45mmでは全く収まりきらない。

この川をたどって行くとアケルナルと言う一等星が終点となる。

高度が低く、鹿児島以南でないとアケルナルまで見られない。

 

4等星を中心として暗い星々なので肉眼ではかなり見つけづらい。

ま、特に見つける必要性もないのでなんとなくで良いと思う。

ああ、オリオン座が眩しすぎる。

DATA

ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)
レンズ TAMRON 28-80mm 1:3.5-5.6(500円)
フィルター Kenko MCプロソフトンB(ソフトフィルター)(500円)
シャッター速度 15秒×4枚加算合成
絞り F3.5 ISO感度 800
焦点距離 28mm(35mm判換算約45mm)
画像処理 彩度調整 ガンマ補正

冬の北陸は天気が悪い!!!

とにかく星が見えない。

冬の北陸(日本海側全般)はとにかく天気が悪い。

ここ3週間ほど毎日雨が降り、晴れの日がない。

当然星も見えないのでブログの更新も困難になる

(写真のストック尽きてます・・・)。

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1時間前まで雨が降っていたが、雲の切れ間にオリオン座撮影!

空気が澄みまくっているので、いつもの設定でもとっても明るく綺麗に写る。

 

澄んだ空気のおかげで、肉眼でもこの写真に近いもの(これほど星像は大きくないが)が見れるのは冬の醍醐味でもある。

 

ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)
レンズ TAMRON 28-80mm 1:3.5-5.6(500円)
フィルター Kenko MCプロソフトンB(ソフトフィルター)(500円)
シャッター速度 15秒×4枚加算合成
絞り F3.5 ISO感度 800
焦点距離 28mm(35mm判換算約45mm)
画像処理 トリミング 彩度調整 ガンマ補正

父子競演~木星とふたご座

ふたご座のカストルとポルックス

ふたご座の頭にあたる星、カストルポルックス大神ゼウスの子供にあたる

(もっともゼウスは色んなところに子供を作っているのだが・・・)。 

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今シーズンの木星はふたご座にいるので春までこの競演が楽しめる。

でも父ちゃん・・・目立ちすぎ。

DATA

ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)
レンズ CANON EF50mm f/1.8Ⅱ(9000円)
フィルター Kenko MCプロソフトンB(ソフトフィルター)(500円)
シャッター速度 13秒×2枚
絞り F1.8  ISO感度 400
焦点距離 50mm(35mm判換算80mm)トリミングあり

アイソン彗星・・・消滅!!

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話題(だった)アイソン彗星は太陽の熱やらなんやらで崩壊・消滅してしまったらしい。。。

まさか11/17撮影の写真が遺影になってしまうとは・・・トホホ。

 

ラブジョイ彗星もよく見えてるらしいから撮って見るかなぁ・・・。