お金を掛けずに天体写真ブログ

高価な機材を用いることなく、ある程度の星空や天体を撮ることを目的としたサイトである

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メシエ天体

久しぶりに外で星の写真を撮ったら・・・

屋外星撮り。 普段は2階の窓から撮影しているが、今日は素晴らしく星が良く見えるので久しぶりに外で星撮りしてみることに。夏~秋のように蚊に悩まされることがないのは嬉しいのだが・・・えらい寒い・・・手が痛い・・・冬ってこんなに寒かったっけ? M31…

コリメートdeメシエ天体~とも座散開星団M93編

三度登場のとも座 M46&M47とは異なりとも座本体に近いM93。 ま、「とも座」と言われても場所の見当もつかない。おおいぬ座の背中あたりと言ったほうが分かりやすいだろう。冬の天の川が流れている星域でおびただしい数の散開星団(主に暗いNGC天体)が存在…

コリメートdeメシエ天体~オリオン座散光星雲M78・・・見えない編

もう一つの散光星雲 メシエ天体、星雲の代名詞と言えばM42オリオン大星雲であるが、そのM42のすぐ近くにも実は似たタイプのメシエ天体の散光星雲がある。それがM78。 ウルトラマンの故郷、「ウルトラの星」はこのM78であると言う設定らしい。 M78 光度8.3等 …

コリメートdeメシエ天体~うさぎ座球状星団M79編

初登場、球状星団 このシリーズ、ほとんどが散開星団だったのだが今回はじめて球状星団が登場。 バラバラと散らばっている散開星団とは異なりギュッと密集しているのが特徴だ。 場所はオリオン座のすぐ下、かわいいウサギ座! M79 光度7.9等 視直径3' ちっさ…

コリメートdeメシエ天体~ぎょしゃ座・メシエ三兄弟再撮影

冬は夜が長い 冬は空気が澄んでいるだけではない。気温が低いのでノイズが減るし、なにより日没が早いので撮影可能な時間帯が長いのだ。19:00くらいでも十分な暗さ。 ぎょしゃ座がちょうど室内からの撮影に適した角度(30~40°)だったのでメシエ三兄弟を再…

コリメートdeメシエ天体~いっかくじゅう座散開星団M50

月が明るいし、雨ばっかりだし、天体写真が撮れない! こういう時は過去に撮った写真のストックから出すしかない!! M50 光度6.3等 視直径15'x20' おおいぬ座とこいぬ座、二つの1等星シリウスとプロキオンを結んだ線状にあるメシエ天体。 なんか・・・コレ…

コリメートdeメシエ天体~とも座散開星団M47

またまた登場しましたとも座。 M46のわずか1°ほどお隣さんに散開星団M47がある。 M47 光度5.2等 視直径25' 以前のエントリーの M46と比較すると明るい星を含んでいて見つけやすい。 でも暗い星がツブツブ~っと集まっている星団もかわいらしくて好き。 DATA…

コリメートdeメシエ天体~とも座散開星団M46&NGC2438

とも座って何? おおいぬ座の1等星シリウスの近くにあるメシエ天体だが、所属はとも座になるらしい。そんなマイナー星座知らん! M46 光度6.0等 視直径30' 写真中央よりやや左に惑星状星雲NGC2438があるらしいのだが・・・ぼんやり浮かぶ丸いシミがそうかな…

コリメートdeメシエ天体~おおいぬ座散開星団M41編

おおいぬの胸にあるメシエ天体 おおいぬ座シリウスのすぐ近くにあるのが散開星団M41。 「肉眼でも見える」とか「双眼鏡でよく見える」とかよく言われるメシエ天体だが、なんだが薄い雲っぽくしか見えなかった。昨シーズンは超旧式(おそらく20年落ち!)の8c…

コリメートdeメシエ天体~かに座散開星団M67&リアル蟹

カニ漁解禁 当地石川県ではカニ漁解禁でウヒョヒョな季節がやって参りました!! 卵を持ったズワイガニの雌(石川県では甲箱ガニと呼ぶ)が3~4匹で1000円ほどでスーパーに並ぶ。これと日本酒があればあとは何もいりません。。。 天体写真のブログじゃないの…

コリメートdeメシエ天体~M42オリオン大星雲はもう楽勝!?

原点に戻る コンデジ・コリメート撮影を繰り返し、撮影のコツがわかってきた所で「原点」であるM42オリオン大星雲に戻って撮影することに。 火の鳥カッコイィ! ISO感度400に落として15秒×2枚。ノイズが低減された。 中心部にある明るい四重星トラペジウム…

コリメートdeメシエ天体~ペルセウス座散開星団M34編

本日も空の状態大変よろしい!コリメートdeメシエ天体、いってみましょ~。 M34 光度5.5等 視直径35' ペルセウス座の腕のあたりにある散開星団M34。 スペックは散開星団としては大きく明るいほうだが、なんか・・・まばらだなぁ。M35の方が面白かった。 DATA…

コリメートdeメシエ天体~ふたご座散開星団M35編

木星帰りに。 木星撮影のついでに、近くにあるふたご座散開星団M35も撮って見ることに。 散開星団は広がりが大きくカメラ単体で撮影した広角の星空写真でも写り込んでくるのだが、コリメートではどうも失敗続きで上手く撮れていないのだ。 ボディ CANON Powe…

コンデジ・コリメート撮影練習中~ぎょしゃ座散開星団M36

ぎょしゃ座も天の川 「星雲・星団」は天の川周辺に偏在している。 冬の星座・ぎょしゃ座には3つのメシエ天体(M36/M37/M38)がある。 ぎょしゃ座のド真ん中には実は天の川が通っているのだが、天の川の「端っこ」に位置しているのであまり濃く見えない。 ボ…

直焦点撮影練習中~M42オリオン大星雲・涙なくして語れず編

本日もNexStar102GTを使って直焦点撮影の練習。 次なる標的はM42オリオン大星雲 有名な散光星雲だが裸視で見てガッカリする天体ナンバーワン(?)でもある。 写真では赤い火の鳥のような姿が映し出されるが裸視では超薄~い雲。 バルブ撮影263秒でどうだ! …

M42オリオン大星雲の奇跡~その時地球は自転を止めた

撮影日時 2013/10/02 00:20CANON EOS KISS DN (6500円)シャッター速度 15秒×6枚加算合成絞り F5.6ISO感度 800焦点距離 80mm(35mm判換算約128mm)フィルター Kenko MCプロソフトンB(ソフトフィルター)(500円)画像処理 ガンマ補正 10月2日の続きです 広角の…

直焦点撮影練習中~M31アンドロメダ大銀河・完敗編

直焦点撮影練習中 せっかく自動導入・自動追尾天体望遠鏡NexStar102GTがあるのに実はあまり使っていない。 カメラ単体で星空写真を撮るほうが楽しかったから、だけではなく 望遠鏡を直結しカメラのレンズとして用いる「直焦点撮影」は意外と難しいのだ。 月…

天体望遠鏡ですばるを撮ってみた。

すばるはデカい 天体の見た目の大きさを測るとき、「°」や「'」「''」などの単位を用いる。 「°(度)」は全天一周の1/360、「'(分)」は1/60°、「''(秒)」は1/60'。 なんのこっちゃ・・・とても分かりにくい。 なので満月の直径が約30'と言うのを目安に…

天体望遠鏡なしでメシエ天体を楽しむ。

メシエ天体とは? 詳細ははしょる(はしょるん?)が、簡単に言うとメシエと言う昔の天文学者が彗星と見間違えないように星雲・星団・銀河などに番号を振ったもので、110個ほどある。 「天体観測」と言うとまずこのメシエ天体が対象になることが多い。 ただ…