お金を掛けずに天体写真ブログ

高価な機材を用いることなく、ある程度の星空や天体を撮ることを目的としたサイトである

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撮影機材

インターバル撮影をテストしてみた。

タイマー付きレリーズ試用 今年の春は例年になく黄砂が少ないと聞く。 春は霞んでてよく星が見えないことが多いが、今年は条件が良いようだ。 先日購入したタイマー付きレリーズを試してみる。 まずは比較明合成 わし座方面を173枚撮影。露出30秒×173枚で約…

インターバルタイマー付きレリーズを買ってみた。

天体写真にレリーズは必須? カメラに触れずに撮影できるレリーズは天体写真には必須と言える機器。 望遠鏡と接続して直焦点や拡大撮影するなら確かに必須となるのだが、 広角で星空写真を撮るくらいなら普通にシャッターを押してもブレはほとんどない。 は…

合成F値・合成焦点距離を自動的に計算できるようにしてみた。

コリメート撮影時の重要な数値、合成F値・合成焦点距離。 特に難しい計算にはならないが、いろいろ条件を変えて計算しているとなかなか面倒臭い。そこでJavaScriptで簡単に自動計算できるページを作ってみた。 http://hoshi2.com/25.html これでケータイの電…

ソフトフィルターなしで星像を大きくする裏技~秘技!ピントずらし

ファンタジ~な星写真 まず、これを見て頂きたい。 さてこのファンジー感あふれる写真は何でしょう。。。 答えは・・・オリオン座! 本来無限遠に合わせるべきピントを間違って逆方向にピントリングを回してあえてピントをずらしてボケさせた写真である。星…

天体望遠鏡の鏡筒にカメラを取り付けできるように自作してみた。

アクセサリーバンド自作 天体望遠鏡の鏡筒にカメラを取り付けできるようにする部品はアクセサリーバンドと呼ばれるらしい。望遠鏡に追尾機能があれば、カメラを赤道儀に付けた時のように長時間露出時でも星を点像に写すことができる・・・ハズ。 ただ、このN…

フィルターネジのないコンデジでソフトフィルターを使う

コンデジではソフトフィルターは使えない? 星空写真を撮る際、星像を大きくするソフトフィルターは必須アイテムである。 ただし、フィルターを取り付けるにはフィルターネジのついたカメラが必要になる。 コンデジには基本的にフィルターはつけられない。一…

衝撃!F1.8の世界~写り過ぎちゃって困るわ~

EF50mm f/1.8Ⅱ試写 まずオリオン座を狙ってみる。焦点距離50mm(35mm判換算後80mm)なので標準レンズと比べるとずいぶんと画角は狭い。オリオン座の「体」の部分がギリギリ収まる程度の構図。 ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)レンズ CANON EF50mm f/1.8Ⅱ…

EF50mm f/1.8 Ⅱを購入しちまいました。

EF50mm f/1.8 Ⅱ F1.8の魅力に負けて、EF50mm f/1.8 Ⅱを購入してしまった。 新品で9000円弱。中古市場でも6000円程度と高額だったのでどうせなら・・・と新品をチョイスした。 お金を掛けずに・・・ EF50mm f/1.8 Ⅱは一眼レフカメラのレンズとしては最も安い…

CANONのコンデジの天体写真向け裏技機能「カスタムセルフタイマー」

セルフタイマーって普通の人は使わない セルフタイマーとは一人で自分の姿を撮るための機能であり、シャッターを押して2秒後とか10秒後とかに撮影する機能。まぁ改めて説明するほどのものでもないが・・・まず使わない機能の一つだろう。 だが、天体写真撮影…

天体写真向けのレンズを考える(CANON EFマウント)

天体写真向けのレンズの条件 星空の写真を撮る場合は「星が流れる」ことを回避するため広角側ができるだけ広いものが好まれる。 F値は小さいほど明るくなるので良いとされる。 うちのはジャンク品で拾った28mm~・F3.5のTAMRONレンズ(500円)だが十分撮れる…

焦点距離1750mm F2.8の驚愕・コリメート撮影って実はすごいんじゃね?

ワイド端で計算してみると焦点距離1750mmでF値約2.8。 焦点距離1750mmでF値2.8。 ・・・え? ・・・・・・ええ~??マジすか? 直焦点撮影では焦点距離1000mm・口径102mmでF9.8。 絞りと明るさの計算はちと面倒な式で計算できるが、F2.8とF9.8ではおよそ10…

コンデジ・コリメート撮影でも焦点距離10000mm超。

コリメート撮影と言うと「手持ちで望遠鏡にレンズを押し付ける」と言うイメージがあるが、望遠鏡に固定する器具(ヤフオクで2000~3000円程度)を用いればより安定した状態で撮影できる。汎用性が高いが、複数のネジ・カメラの向き・傾き等を調整することに…

にわかに信じがたい撮影方法~貧乏拡大撮影

貧乏拡大撮影 拡大撮影のシステムをもう一度思い出してもらいたい。 対物レンズ---接眼レンズ(アイピース)---カメラボディ 接眼レンズ(アイピース)~カメラボディ間は通常接続チューブを使う。 ただ単に繋ぐだけなら2000円程度の部品だが、拡大倍率が変…

直焦点撮影を越える、焦点距離10000mm超のウルトラ望遠撮影。

望遠鏡を使った写真撮影には主に3つの方法がある。 1.コリメート撮影 2.直焦点撮影 3.拡大撮影 (リレーレンズ法、プロジェクション法、引き伸ばし法とも呼ばれる) それぞれの違いは以下の通り。 1 対物レンズ---接眼レンズ(アイピース)---カメラレンズ--…

天体写真用ソフトフィルターの効果測定その4~木星-1.8等級。

1等星より明るい星で試す ソフトフィルターの効果測定最終回。現在光度-1.8等級の木星で試す。 ご覧の通りです・・・ 木星、デカすぎ! オリオン座の0.5等級ベテルギウスも十分な大きさに写っているが 木星は月か!と見紛うばかりの巨大な星像。 ここまでい…

自動導入天体望遠鏡 セレストロン NexStar102GTレビュー

激安自動導入天体望遠鏡 セレストロン NexStar102GT は口径102mm・焦点距離1000mmの屈折式に自動導入・自動追尾機能を備えた経緯台式の架台が付属する天体望遠鏡だ。 新しいモデル102SLT(焦点距離500mmとコンパクト)が発売されたため、旧モデルの本機種は…

天体写真用ソフトフィルターの効果測定その3~おうし座&ぎょしゃ座。

やっぱり1等星で試さないとね。 2等星までしか撮ってなかったので1等星でもソフトフィルターの効果を試さねば。 右下はおうし座の1等星アルデバラン(0.9等級) 左はぎょしゃ座の1等星カペラ(0.1等級) 右上は「すばる」、中心の一番明るい星はアルキオ…

天体写真用ソフトフィルターの効果測定その2~カシオペア座。

もっと分かりやすい星でした方が良かったな 昨日のソフトフィルター写真は自分的には効果が感じられて興奮したのだが、 アンドロメダ座はちょいと分かりにくい星座だったと反省。 今日はもっと分かりやすいカシオペア座で試してみる。 おおぐま座の北斗七星…

天体写真用ソフトフィルターの効果測定。

ようやく天体写真用ソフトフィルターを試す 以前のエントリーで書いたが、ソフトフィルターを使用することにより明るい星がパッチリ大きく写るらしい。 http://hoshi2.hatenablog.com/entry/2013/09/13/220146 ここ一週間ほどは空の状態は良かったが生憎の満…

焦点距離1000mm/F9.8の超望遠レンズってなんですか?

ウルトラ望遠レンズ 望遠レンズと言えば大体焦点距離300mm程度のレンズ。 400mm以上は「超望遠レンズ」と呼ばれ価格も跳ね上がる。 さらにそのはるか上を行く、1000mmのウルトラ望遠レンズを所持している。 APS-Cの撮影素子では1.6倍になるため35mm判換算で1…

4倍テレコンバージョンレンズ「KUT-4」のビジュアルが格好良すぎる件。

テレコンバージョンレンズとは早い話、レンズの前に装着して倍率を上げるレンズ。 普通は2倍くらいまでなのだが、ケンコーのKUT-4はなんと4倍! デジタルビデオカメラに取り付けたら・・・格好良すぎる!! カメラ本体よりテレコンの方が大きく重いので三…

明るい星がパッチリ大きく写る天体写真の秘密兵器?

きれいな星野写真と自分の写真を比べてみると色々と違いがあるが 明るい星が異様にデカいのが目に付く。星の力強い明るでメリハリのある写真になっている。 どうやったら撮れるんだろう・・・と調べているとソフトフィルターというものにたどり着いた。 ソフ…

できるだけ安い撮影機材で天体写真を撮りたい。

「お金をかけずに」がコンセプトなのでできるだけ安い 撮影機材(10000円以下目標)で星を撮りたい。 CANON EOS KISS DIGITAL N(DN)は2005年3月発売の機種である。 デジタル一眼レフカメラの初期のモノなの性能はあまりよろしくない。 特に天体写真で必要な…