お金を掛けずに天体写真ブログ

高価な機材を用いることなく、ある程度の星空や天体を撮ることを目的としたサイトである

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コンデジ・コリメート撮影練習中~ぎょしゃ座散開星団M36

ぎょしゃ座も天の川

「星雲・星団」は天の川周辺に偏在している。

冬の星座・ぎょしゃ座には3つのメシエ天体(M36/M37/M38)がある。

ぎょしゃ座のド真ん中には実は天の川が通っているのだが、天の川の「端っこ」に位置しているのであまり濃く見えない。

f:id:albinopri:20131023230108j:plainボディ CANON PowerShot A720IS(560円)
シャッター速度 15秒×2枚

ISO感度 800

望遠鏡
セレストロン NexStar102GT(18500円) 口径 102mm

合成F値 2.8

合成焦点距離 1750mm×1.6倍(デジタル)=2800mm

アイピース PL20mm(1200円) デジタルカメラアダプタ(1500円)

M36ですが・・・

写ってます。15秒×2枚=30秒で星はちゃんと写ってます。

でもなんか汚い・・・ピントも甘いみたいだし。コンデジ特有のノイズも目立つ。

っつーか、つまらん

木星やオリオン大星雲のようなハッキリしたものはコリメート撮影でも分かりやすい写真になったが、ただの星だけでは・・・面白くない。

また、散開星団のようにある程度の範囲に広がった星団はここまで拡大(80倍)してしまうと逆に面白みがなくなってしまうようだ。

低倍率化するにはアイピースを焦点距離の長いものにするか、望遠鏡の焦点距離を短くする。後者は望遠鏡固有の値なので変えられないが、アイピースは40mmも所有しているので今度はそちらで試してみよう。ちなみに×1.6倍(デジタル)はケラレ防止のために掛けている。