お金を掛けずに天体写真ブログ

高価な機材を用いることなく、ある程度の星空や天体を撮ることを目的としたサイトである

メインサイト→お金を掛けずに天体写真

コリメートdeNGC天体~ペルセウス座「二重星団」編

ペルセウス座二重星団

M34が思いのほかまばらで面白くなかったので、次はカシオペア座と境界付近にある「ペルセウス座二重星団」へGO!

二重星団はメシエ天体ではないが、メシエ天体より立派!

NGC(New General Catalogue)と言う数千に膨大な数を有する天体カタログに記載されており、NGC天体と呼ばれる。

二つの散開星団がくっついているものだが、合成焦点距離2800mmと長くなっているため広角に写せない、そのため1つずつ撮影することに。それぞれNGC869/NGC884と言うナンバーが付けられている。

f:id:albinopri:20131101214657j:plain

NGC869 光度4.4等 視直径30'

星の密集度がすばらしく、とても綺麗な散開星団。ええ、M34よりも。

f:id:albinopri:20131101214714j:plain

NGC884 光度4.7等 視直径30'

こちらも星の密集度がすばらしいが、オレンジ色の星(赤色巨星?)が5つほどあり、なんかこっちの方がカワイイな~。

 

焦点距離1000mmくらいであれば1枚の写真で写せるんだろうが・・・鏡筒は長ければ長いほど良いと思い込んでいたが、散開星団を撮ってると広角が欲しくなる。。。次機種のNexStar102SLTは焦点距離660mmだから1.5倍広角で取り回しも良さそう。

高いので買わないが!

DATA

ボディ CANON PowerShot A720IS(560円)
シャッター速度 15秒×2枚 ISO感度 400

望遠鏡
セレストロン NexStar102GT(18500円)口径 102mm
合成F値 2.8 合成焦点距離 1750mm×1.6倍(デジタル)=2800mm
アイピース PL20mm(1200円)デジタルカメラアダプタ(1500円)