コリメートdeNGC天体~いっかくじゅう座NGC2264「クリスマスツリー星団」編
調子に乗ってNGC天体
メシエ天体を一通り撮ったあと、ついでに近くにあるNGC天体を撮ってみることに。
NGC天体は数千に及ぶ膨大な天体を収録したカタログだが、光度12等級以下の天体もゴロゴロしているクセモノである。NexStar102GTの架台の自動導入にはこうしたNGC天体も登録されているが、そんな暗い天体を撮ったところで写るはずもない。
そこであらかじめ光度の高いNGC天体に目星を付けて撮影することに。
散開星団NGC2264 光度3.9等 視直径60' 「クリスマスツリー星団」
いっかくじゅう座にある散開星団。光度3.9等と明るいので期待したが、大したものは写らなかった。写真右下に向けて三角形に伸びるツリー形状の星の並びからクリスマスツリー星団と呼ばれているのだろう。なんかミニサイズの星座探しみたいだ。
星雲が写らない
星はある程度写っている。ただ、ここにはコーン星雲と呼ばれる散光星雲があるハズなのだが、微塵にも写っていない。近くにあるバラ星雲も撮影してみたがこちらも何も写らず。
星団は写るようになったが、星雲は・・・もうちょっと工夫が必要なよう。
DATA
ボディ CANON PowerShot A720IS(560円)
シャッター速度 15秒×2枚 ISO感度 400
望遠鏡
セレストロン NexStar102GT(18500円)口径 102mm
合成F値 2.8 合成焦点距離 1750mm×1.6倍(デジタル)=2800mm
アイピース PL20mm(1200円)デジタルカメラアダプタ(1500円)