お金を掛けずに天体写真ブログ

高価な機材を用いることなく、ある程度の星空や天体を撮ることを目的としたサイトである

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七夕なんで・・・天の川の星空を。

梅雨の真っ只中 こんな時期に星関連のイベント・七夕があるわけだが、当然星の見える確率は少ない。 本日は昼過ぎまで大雨、夕方から少し晴れ間が除く程度の曇天。 近くの田んぼにホタル見に出かけたついでに、ちょっとでも星見えるかなと見上げると、おお~…

インターバル撮影をテストしてみた。

タイマー付きレリーズ試用 今年の春は例年になく黄砂が少ないと聞く。 春は霞んでてよく星が見えないことが多いが、今年は条件が良いようだ。 先日購入したタイマー付きレリーズを試してみる。 まずは比較明合成 わし座方面を173枚撮影。露出30秒×173枚で約…

インターバルタイマー付きレリーズを買ってみた。

天体写真にレリーズは必須? カメラに触れずに撮影できるレリーズは天体写真には必須と言える機器。 望遠鏡と接続して直焦点や拡大撮影するなら確かに必須となるのだが、 広角で星空写真を撮るくらいなら普通にシャッターを押してもブレはほとんどない。 は…

真っ赤だな~真っ赤だな~アンタレスゥ~って真っ赤だな~

さそり座アンタレス 深夜になると夏の星座・さそり座が良く見えてくる。 さそり座は流れるような流線型の形が優美で、 中心星の一等星アンタレスも赤く美しい。 (さそり座中心部アップ) ただ、ちょうど我が家から南東方向に市街地があるため、いつも背景が…

今年はいつになく「てんびん座」が見つけやすい。

てんびん座に目印がついております 突然であるが、私は10月生まれのてんびん座だ。 が、てんびん座なるものを肉眼ではっきりと見たことはない。 ただ、今年は目印があるので実に簡単に見つけることができる。 ただいま土星がてんびん座の四角の中にスッポリ…

「普通の」デジカメで土星を撮影。

星の撮れないデジカメで惑星を撮る 「星が撮れる」デジカメの条件はまずシャッタースピードが重要。 FUJIFILM FinePix F100fdは「マニュアルモード」なるものはあるが、シャッタースピードが1/4秒までしかない(花火モードでは8秒だがISO感度100固定!)、…

土星をコリメート撮影。

久々に惑星撮影すると・・・ 小接近している火星をコンデジ・コリメート撮影してみた。 が、ただの星にしか写らない。 一度カメラ位置を固定してセッティングしたものも、一旦外してしまうとまた調整のやり直し。まともに写るまで結構時間がかかる。 とりあ…

スピカと火星。

火星が見やすい位置に。 夜9~10時ごろに南東の空にあるおとめ座のスピカ&火星。 もっぱら屋内から星を見たり撮ったりするので、 自分にとってはちょうど「見やすい」位置なのである。 火星は4/14は地球に小接近するらしい(「小」ってのが微妙だが)。 …

マイナー星座列伝~かんむり座編

今年の冬は・・・ 北陸の今年の冬は異常に雪が少なかった。 普段なら家の前にスベリ台とカマクラを作るのが恒例になっていたのだが 最大でも5~10cm程度しか積もらなかった。ギャフン。 星空も綺麗に見えた日が少なかったように思える。 去年まだ一眼レ…

マイナー星座列伝~かみのけ座編

天気悪いナァ・・・ 北陸の冬は基本、雪と曇り。 たま~に雲が切れると、それはそれは素晴らしい星空を見せてくれるのだが 今年はまともに星が見られる日が少ない気がする。 前回の書き込みから1ヶ月も経ってしまった!トホホ。。。 しし座とおとめ座の間に…

久しぶりに外で星の写真を撮ったら・・・

屋外星撮り。 普段は2階の窓から撮影しているが、今日は素晴らしく星が良く見えるので久しぶりに外で星撮りしてみることに。夏~秋のように蚊に悩まされることがないのは嬉しいのだが・・・えらい寒い・・・手が痛い・・・冬ってこんなに寒かったっけ? M31…

マイナー星座列伝~こじし座編

冬真っ只中のこの時期でも、深夜遅い時間になると「春の星座」であるしし座ものぼってくる。で、このしし座の背中の上に乗っているのが今夜の主役こじし座。 しし座のおおぐま座の間がなんか空いてるから・・・と言う理由(たぶん)で作られた星座。 肉眼で…

コリメートdeメシエ天体~とも座散開星団M93編

三度登場のとも座 M46&M47とは異なりとも座本体に近いM93。 ま、「とも座」と言われても場所の見当もつかない。おおいぬ座の背中あたりと言ったほうが分かりやすいだろう。冬の天の川が流れている星域でおびただしい数の散開星団(主に暗いNGC天体)が存在…

コリメートdeメシエ天体~オリオン座散光星雲M78・・・見えない編

もう一つの散光星雲 メシエ天体、星雲の代名詞と言えばM42オリオン大星雲であるが、そのM42のすぐ近くにも実は似たタイプのメシエ天体の散光星雲がある。それがM78。 ウルトラマンの故郷、「ウルトラの星」はこのM78であると言う設定らしい。 M78 光度8.3等 …

コリメートdeメシエ天体~うさぎ座球状星団M79編

初登場、球状星団 このシリーズ、ほとんどが散開星団だったのだが今回はじめて球状星団が登場。 バラバラと散らばっている散開星団とは異なりギュッと密集しているのが特徴だ。 場所はオリオン座のすぐ下、かわいいウサギ座! M79 光度7.9等 視直径3' ちっさ…

コリメートdeメシエ天体~ぎょしゃ座・メシエ三兄弟再撮影

冬は夜が長い 冬は空気が澄んでいるだけではない。気温が低いのでノイズが減るし、なにより日没が早いので撮影可能な時間帯が長いのだ。19:00くらいでも十分な暗さ。 ぎょしゃ座がちょうど室内からの撮影に適した角度(30~40°)だったのでメシエ三兄弟を再…

コリメートdeNGC天体~おおいぬ座散開星団NGC2362

約一ヶ月ぶりのコリメート撮影 超久しぶりに晴れ。 星が見えた日もあったが、いつ雲が掛かるか分からないのにわざわざ望遠鏡を引っ張り出すのも面倒だったので約一ヶ月ぶりのコリメート撮影となる。 同じ時間帯でも一ヶ月前より30°ほど星の位置が移動してい…

マイナー星座列伝~エリダヌス座

川の星座 オリオン座の足元から繋がる星座がエリダヌス座である。 エリダヌスって何???実は川の名前。 「川」の星座と言うなんとも掴みどころのない星座。 この写真に写っているより倍以上の長さがあり、焦点距離45mmでは全く収まりきらない。 この川をた…

冬の北陸は天気が悪い!!!

とにかく星が見えない。 冬の北陸(日本海側全般)はとにかく天気が悪い。 ここ3週間ほど毎日雨が降り、晴れの日がない。 当然星も見えないのでブログの更新も困難になる (写真のストック尽きてます・・・)。 1時間前まで雨が降っていたが、雲の切れ間にオ…

父子競演~木星とふたご座

ふたご座のカストルとポルックス ふたご座の頭にあたる星、カストルとポルックスは大神ゼウスの子供にあたる (もっともゼウスは色んなところに子供を作っているのだが・・・)。 今シーズンの木星はふたご座にいるので春までこの競演が楽しめる。 でも父ち…

アイソン彗星・・・消滅!!

話題(だった)アイソン彗星は太陽の熱やらなんやらで崩壊・消滅してしまったらしい。。。 まさか11/17撮影の写真が遺影になってしまうとは・・・トホホ。 ラブジョイ彗星もよく見えてるらしいから撮って見るかなぁ・・・。

合成F値・合成焦点距離を自動的に計算できるようにしてみた。

コリメート撮影時の重要な数値、合成F値・合成焦点距離。 特に難しい計算にはならないが、いろいろ条件を変えて計算しているとなかなか面倒臭い。そこでJavaScriptで簡単に自動計算できるページを作ってみた。 http://hoshi2.com/25.html これでケータイの電…

ソフトフィルターなしで星像を大きくする裏技~秘技!ピントずらし

ファンタジ~な星写真 まず、これを見て頂きたい。 さてこのファンジー感あふれる写真は何でしょう。。。 答えは・・・オリオン座! 本来無限遠に合わせるべきピントを間違って逆方向にピントリングを回してあえてピントをずらしてボケさせた写真である。星…

コリメートdeメシエ天体~うみへび座散開星団M48

またマイナー星座が・・・ こいぬ座の下のほうにあるメシエ天体なのだがこれも所属はうみへび座・・・うみへび座本体からかけ離れた端の端に位置しているので、もう所属星座とかはあんまり考えないほうがいいかもなぁ。 M48 光度5.5等 視直径35' 同じくらい…

コリメートdeメシエ天体~いっかくじゅう座散開星団M50

月が明るいし、雨ばっかりだし、天体写真が撮れない! こういう時は過去に撮った写真のストックから出すしかない!! M50 光度6.3等 視直径15'x20' おおいぬ座とこいぬ座、二つの1等星シリウスとプロキオンを結んだ線状にあるメシエ天体。 なんか・・・コレ…

1等星プロキオンのための星座~こいぬ座

星が二つだけの星座 はい、こいぬ座。・・・どれって? 左の明るい星とその上の3等星を結んだものがこいぬ座。 星が二つだけと言う、なんとも奇妙な星座。この一本の直線だけでそれを「こいぬ」と見立てるのだから昔の人は想像力が豊か過ぎたのだろうか。 …

天体望遠鏡の鏡筒にカメラを取り付けできるように自作してみた。

アクセサリーバンド自作 天体望遠鏡の鏡筒にカメラを取り付けできるようにする部品はアクセサリーバンドと呼ばれるらしい。望遠鏡に追尾機能があれば、カメラを赤道儀に付けた時のように長時間露出時でも星を点像に写すことができる・・・ハズ。 ただ、このN…

月が明るいとき、何を撮るか2。

月が明るくても撮れるもの ものすっごく明るい天体であれば月の明かりに負けずに撮影可能である。 普段あまり撮影対象にならないが、-4.2等級とアホほど明るい金星を撮ってみた。 満ち欠けします。 地球より内側を周る内惑星のため、月のように満ち欠けして…

月が明るいとき、何を撮るか1。

月が明るいと何も撮れない 満月前後の5日間程度は星撮りには最悪のコンディション。 月が明るすぎて星がまともに撮れない。 では、月が明るいとき、何を撮るか。 素直に考えると、月。無処理のスッピン。 いつものコンデジ・コリメート撮影で図ったように画…

アイソン彗星撮影チャレンジ2013.11.17 AM5:00

巷で話題のアイソン彗星 大彗星との呼び声高いアイソン彗星が5等級程度まで増光したとの情報を受け、アイソン彗星撮影チャレンジを慣行することに。 春のパンスターズ彗星の時は夕方に見えたが、今回は朝日が昇る前に見えてくる。 この時間に起きて撮影した…