コンデジ VS 一眼レフ・天体写真ガチンコ勝負~木星拡大撮影編
コンデジ VS 一眼レフ
そりゃ答えは誰でもわかる。画質は一眼レフの方が良いに決まっている。
だが、望遠鏡を使った撮影、コンデジ・コリメート撮影と一眼レフ・拡大撮影
ではどうだろう。合成焦点距離約10000mmで撮影、画像処理後デジタル拡大で同じような大きさにしてみた。
一眼レフ・拡大撮影
一応縞模様は写っている。だが全体的に不明瞭。う~ん。
CANON EOS KISS DN (6000円)
シャッター速度 0.6秒
ISO感度 200
望遠鏡
セレストロン NexStar102GT(18500円)
口径 102mm
焦点距離 1000mm
アイピース PL9mm(1200円)
Tリング(900円)/拡大撮影用接続チューブ(1200円)
合成F値 106 合成焦点距離10880mmで撮影・デジタル拡大
コンデジ・コリメート撮影
凄い。縞模様撮れてる。しかも結構はっきりと。固定コリメート凄い!
前回エントリーで紹介した「カスタムセフルタイマー」をフル活用した。
長時間露出用だけでなく、惑星の撮影にも使える。大気の揺れにより数秒おきに模様が見えたり見えなくなったりするので10枚設定でとにかく沢山撮りまくり。良いものを選んだ。
CANON PowerShot A720IS(520円)
シャッター速度 1/10秒
ISO感度 100
望遠鏡
セレストロン NexStar102GT(18500円)
口径 102mm
合成F値 17 合成焦点距離10500mmで撮影・デジタル拡大
コンデジ・コリメート撮影の方が勝ってるんじゃ?
全くの同一条件ではないし、一眼レフ拡大撮影のセッティングや撮影に慣れていないのであまり綺麗に撮れなかったと言う面はあるだろう。が、よりお金がかからず、簡単に撮影できるコンデジで十分に惑星撮影が可能であることは大きな収穫。