お金を掛けずに天体写真ブログ

高価な機材を用いることなく、ある程度の星空や天体を撮ることを目的としたサイトである

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2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

コリメートdeメシエ天体~ふたご座散開星団M35編

木星帰りに。 木星撮影のついでに、近くにあるふたご座散開星団M35も撮って見ることに。 散開星団は広がりが大きくカメラ単体で撮影した広角の星空写真でも写り込んでくるのだが、コリメートではどうも失敗続きで上手く撮れていないのだ。 ボディ CANON Powe…

木星withガリレオ衛星。

ボディ CANON PowerShot A720IS(560円)シャッター速度 3.2秒 ISO感度 200 望遠鏡セレストロン NexStar102GT(18500円)口径 102mm合成F値 2.8 合成焦点距離 1750mm×1.6倍(デジタル)=2800mmアイピース PL20mm(1200円)デジタルカメラアダプタ(1500円) …

コンデジ・コリメート撮影でどこまで木星に迫れるか。

ボディ CANON PowerShot A720IS(560円)シャッター速度 1/13秒 ISO感度 100 望遠鏡セレストロン NexStar102GT(18500円)口径 102mm合成F値 17 合成焦点距離 10500mm×1.6倍(デジタル)=16800mmアイピース PL20mm(1200円)デジタルカメラアダプタ(1500円…

いろいろな星のいろ。

ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)レンズ TAMRON 28-80mm 1:3.5-5.6(500円)シャッター速度 15秒×13枚比較明合成絞り F3.5ISO感度 800焦点距離 28mm(35mm判換算約45mm) 右の一番おっきいのがぎょしゃ座の1等星カペラ。 左上の明るい星が集まったところ…

星座の王様(次点)。おうし座、見応えあります。

ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)レンズ TAMRON 28-80mm 1:3.5-5.6(500円)フィルター Kenko MCプロソフトンB(ソフトフィルター)(500円)シャッター速度 15秒×4枚加算合成絞り F3.5ISO感度 800焦点距離 28mm(35mm判換算約45mm) 星座の王様(次点) 星座…

ペルセウス座って結構キラキラしてて好きなんです。

ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)レンズ TAMRON 28-80mm 1:3.5-5.6(500円)フィルター Kenko MCプロソフトンB(ソフトフィルター)(500円)シャッター速度 15秒×4枚加算合成絞り F3.5ISO感度 800焦点距離 28mm(35mm判換算約45mm) 星座の形は漢字の「人」…

一眼レフ・拡大撮影で月の撮ってみた。

前回木星を撮影した「拡大撮影」のシステムで月を試写。 合成焦点距離10880mmなのでクレーターがハッキリと分かる。 この撮影方法、非常にゴミが多く写り込んでくるのが困るところ。 ゴミまでハッキリって・・・ダメじゃん。 一応入念に清掃して臨んだのだが…

コンデジ・コリメート撮影練習中~ぎょしゃ座散開星団M36

ぎょしゃ座も天の川 「星雲・星団」は天の川周辺に偏在している。 冬の星座・ぎょしゃ座には3つのメシエ天体(M36/M37/M38)がある。 ぎょしゃ座のド真ん中には実は天の川が通っているのだが、天の川の「端っこ」に位置しているのであまり濃く見えない。 ボ…

コンデジ VS 一眼レフ・天体写真ガチンコ勝負~木星拡大撮影編

コンデジ VS 一眼レフ そりゃ答えは誰でもわかる。画質は一眼レフの方が良いに決まっている。 だが、望遠鏡を使った撮影、コンデジ・コリメート撮影と一眼レフ・拡大撮影 ではどうだろう。合成焦点距離約10000mmで撮影、画像処理後デジタル拡大で同じような…

CANONのコンデジの天体写真向け裏技機能「カスタムセルフタイマー」

セルフタイマーって普通の人は使わない セルフタイマーとは一人で自分の姿を撮るための機能であり、シャッターを押して2秒後とか10秒後とかに撮影する機能。まぁ改めて説明するほどのものでもないが・・・まず使わない機能の一つだろう。 だが、天体写真撮影…

天体写真向けのレンズを考える(CANON EFマウント)

天体写真向けのレンズの条件 星空の写真を撮る場合は「星が流れる」ことを回避するため広角側ができるだけ広いものが好まれる。 F値は小さいほど明るくなるので良いとされる。 うちのはジャンク品で拾った28mm~・F3.5のTAMRONレンズ(500円)だが十分撮れる…

先生、コンデジでもオリオン大星雲が撮れました。コリメートって貧乏撮影じゃなかったんですね。

ノイズがかなり目立つのでISO感度を400に落として・・・ 星雲の細かい模様も見えてきて・・・こっちの方が良いかも。

星空を見ていると・・・視力が良くなる!(個人の体験談)。

エンポーギョーシ 小学校のころ、休み時間中に「エンポーギョーシ」と言うものがあった。 遠くの山の緑を1分ほどじっと見ると言うものだ。今考えれば「遠方凝視」。 日常生活において無限遠に長時間ピントをあわせ続けると言う機会は意外と少ない。 パソコン…

焦点距離1750mm F2.8の驚愕・コリメート撮影って実はすごいんじゃね?

ワイド端で計算してみると焦点距離1750mmでF値約2.8。 焦点距離1750mmでF値2.8。 ・・・え? ・・・・・・ええ~??マジすか? 直焦点撮影では焦点距離1000mm・口径102mmでF9.8。 絞りと明るさの計算はちと面倒な式で計算できるが、F2.8とF9.8ではおよそ10…

コンデジ・コリメート撮影でも焦点距離10000mm超。

コリメート撮影と言うと「手持ちで望遠鏡にレンズを押し付ける」と言うイメージがあるが、望遠鏡に固定する器具(ヤフオクで2000~3000円程度)を用いればより安定した状態で撮影できる。汎用性が高いが、複数のネジ・カメラの向き・傾き等を調整することに…

にわかに信じがたい撮影方法~貧乏拡大撮影

貧乏拡大撮影 拡大撮影のシステムをもう一度思い出してもらいたい。 対物レンズ---接眼レンズ(アイピース)---カメラボディ 接眼レンズ(アイピース)~カメラボディ間は通常接続チューブを使う。 ただ単に繋ぐだけなら2000円程度の部品だが、拡大倍率が変…

直焦点撮影を越える、焦点距離10000mm超のウルトラ望遠撮影。

望遠鏡を使った写真撮影には主に3つの方法がある。 1.コリメート撮影 2.直焦点撮影 3.拡大撮影 (リレーレンズ法、プロジェクション法、引き伸ばし法とも呼ばれる) それぞれの違いは以下の通り。 1 対物レンズ---接眼レンズ(アイピース)---カメラレンズ--…

天体写真用ソフトフィルターの効果測定その4~木星-1.8等級。

1等星より明るい星で試す ソフトフィルターの効果測定最終回。現在光度-1.8等級の木星で試す。 ご覧の通りです・・・ 木星、デカすぎ! オリオン座の0.5等級ベテルギウスも十分な大きさに写っているが 木星は月か!と見紛うばかりの巨大な星像。 ここまでい…

こちらも別の意味で見えない星座~みなみのうお座

みなみのうお座 この写真の上のほうにある、みずがめ座と繋がった星座「みなみのうお座」。 目印であるフォーマルハウトは1等星であるが、その他は4等星以下の暗い星のみ、 肉眼では星座の形を認識することすら困難。 別の意味でも見えない 一般に星が低い位…

有名だけど見えない星座~やぎ座&みずがめ座

名前はよく知られていますが 黄道12星座のうちの2つ、やぎ座(写真右)とみずがめ座(写真左)は当然のごとく名前は知られているが実際の星空で見つけるのは少々難しい。どちらも明るい星がないからだ。 「秋の星座」の1等星はみなみのうお座のフォーマルハ…

直焦点撮影練習中~木星・ちっさい、ちっさすぎる編

木星もお久しぶりッス 深夜になり木星も久しぶりにお目見え。 昨シーズンはおうし座にいたが今シーズンはふたご座に移動。 メシエ天体ついでに木星も直焦点撮影で撮ってみる。 撮影日時 2013/10/02 00:34ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)シャッター速度 1…

直焦点撮影練習中~M42オリオン大星雲・涙なくして語れず編

本日もNexStar102GTを使って直焦点撮影の練習。 次なる標的はM42オリオン大星雲 有名な散光星雲だが裸視で見てガッカリする天体ナンバーワン(?)でもある。 写真では赤い火の鳥のような姿が映し出されるが裸視では超薄~い雲。 バルブ撮影263秒でどうだ! …

M42オリオン大星雲の奇跡~その時地球は自転を止めた

撮影日時 2013/10/02 00:20CANON EOS KISS DN (6500円)シャッター速度 15秒×6枚加算合成絞り F5.6ISO感度 800焦点距離 80mm(35mm判換算約128mm)フィルター Kenko MCプロソフトンB(ソフトフィルター)(500円)画像処理 ガンマ補正 10月2日の続きです 広角の…

直焦点撮影練習中~M31アンドロメダ大銀河・完敗編

直焦点撮影練習中 せっかく自動導入・自動追尾天体望遠鏡NexStar102GTがあるのに実はあまり使っていない。 カメラ単体で星空写真を撮るほうが楽しかったから、だけではなく 望遠鏡を直結しカメラのレンズとして用いる「直焦点撮影」は意外と難しいのだ。 月…

お久しぶりッス、オリオン座。

冬の星座 日付が変わる頃になると「冬の星座」が続々を上がってくる。 低い雲が流れては消え、流れては消えと言う状態。雲の切れ間を見て撮影。 オリオン座、めっちゃお久しぶりッス。 お金を掛けずにと言っても・・・ 1年前はシャッタースピードが2秒まで…

自動導入天体望遠鏡 セレストロン NexStar102GTレビュー

激安自動導入天体望遠鏡 セレストロン NexStar102GT は口径102mm・焦点距離1000mmの屈折式に自動導入・自動追尾機能を備えた経緯台式の架台が付属する天体望遠鏡だ。 新しいモデル102SLT(焦点距離500mmとコンパクト)が発売されたため、旧モデルの本機種は…