2013-01-01から1年間の記事一覧
はくちょうのお尻の1等星、デネブを上にしてはくちょう座が頭から沈んでいく。いつも撮影している家の周りでは、西側は市街地になるため光害が激しく見られない。 15分ほど車を走らせた山の中の集落に言ったときの写真。 風景を入れた「星景写真」はヘタ…
うさぎ座って・・・かわいい 一般人の99%以上が知らないであろう星座、うさぎ座。 オリオン座の足元にあるので場所は分かりやすいが、見つけようとする努力すらされないのが常である、マイナーな星座である。 中心星のアルネブは2.7等級で全体では3~4等星…
ペルセウス座二重星団 M34が思いのほかまばらで面白くなかったので、次はカシオペア座と境界付近にある「ペルセウス座二重星団」へGO! 二重星団はメシエ天体ではないが、メシエ天体より立派! NGC(New General Catalogue)と言う数千に膨大な数を有する天…
本日も空の状態大変よろしい!コリメートdeメシエ天体、いってみましょ~。 M34 光度5.5等 視直径35' ペルセウス座の腕のあたりにある散開星団M34。 スペックは散開星団としては大きく明るいほうだが、なんか・・・まばらだなぁ。M35の方が面白かった。 DATA…
EF50mm f/1.8Ⅱ試写 まずオリオン座を狙ってみる。焦点距離50mm(35mm判換算後80mm)なので標準レンズと比べるとずいぶんと画角は狭い。オリオン座の「体」の部分がギリギリ収まる程度の構図。 ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)レンズ CANON EF50mm f/1.8Ⅱ…
EF50mm f/1.8 Ⅱ F1.8の魅力に負けて、EF50mm f/1.8 Ⅱを購入してしまった。 新品で9000円弱。中古市場でも6000円程度と高額だったのでどうせなら・・・と新品をチョイスした。 お金を掛けずに・・・ EF50mm f/1.8 Ⅱは一眼レフカメラのレンズとしては最も安い…
木星帰りに。 木星撮影のついでに、近くにあるふたご座散開星団M35も撮って見ることに。 散開星団は広がりが大きくカメラ単体で撮影した広角の星空写真でも写り込んでくるのだが、コリメートではどうも失敗続きで上手く撮れていないのだ。 ボディ CANON Powe…
ボディ CANON PowerShot A720IS(560円)シャッター速度 3.2秒 ISO感度 200 望遠鏡セレストロン NexStar102GT(18500円)口径 102mm合成F値 2.8 合成焦点距離 1750mm×1.6倍(デジタル)=2800mmアイピース PL20mm(1200円)デジタルカメラアダプタ(1500円) …
ボディ CANON PowerShot A720IS(560円)シャッター速度 1/13秒 ISO感度 100 望遠鏡セレストロン NexStar102GT(18500円)口径 102mm合成F値 17 合成焦点距離 10500mm×1.6倍(デジタル)=16800mmアイピース PL20mm(1200円)デジタルカメラアダプタ(1500円…
ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)レンズ TAMRON 28-80mm 1:3.5-5.6(500円)シャッター速度 15秒×13枚比較明合成絞り F3.5ISO感度 800焦点距離 28mm(35mm判換算約45mm) 右の一番おっきいのがぎょしゃ座の1等星カペラ。 左上の明るい星が集まったところ…
ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)レンズ TAMRON 28-80mm 1:3.5-5.6(500円)フィルター Kenko MCプロソフトンB(ソフトフィルター)(500円)シャッター速度 15秒×4枚加算合成絞り F3.5ISO感度 800焦点距離 28mm(35mm判換算約45mm) 星座の王様(次点) 星座…
ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)レンズ TAMRON 28-80mm 1:3.5-5.6(500円)フィルター Kenko MCプロソフトンB(ソフトフィルター)(500円)シャッター速度 15秒×4枚加算合成絞り F3.5ISO感度 800焦点距離 28mm(35mm判換算約45mm) 星座の形は漢字の「人」…
前回木星を撮影した「拡大撮影」のシステムで月を試写。 合成焦点距離10880mmなのでクレーターがハッキリと分かる。 この撮影方法、非常にゴミが多く写り込んでくるのが困るところ。 ゴミまでハッキリって・・・ダメじゃん。 一応入念に清掃して臨んだのだが…
ぎょしゃ座も天の川 「星雲・星団」は天の川周辺に偏在している。 冬の星座・ぎょしゃ座には3つのメシエ天体(M36/M37/M38)がある。 ぎょしゃ座のド真ん中には実は天の川が通っているのだが、天の川の「端っこ」に位置しているのであまり濃く見えない。 ボ…
コンデジ VS 一眼レフ そりゃ答えは誰でもわかる。画質は一眼レフの方が良いに決まっている。 だが、望遠鏡を使った撮影、コンデジ・コリメート撮影と一眼レフ・拡大撮影 ではどうだろう。合成焦点距離約10000mmで撮影、画像処理後デジタル拡大で同じような…
セルフタイマーって普通の人は使わない セルフタイマーとは一人で自分の姿を撮るための機能であり、シャッターを押して2秒後とか10秒後とかに撮影する機能。まぁ改めて説明するほどのものでもないが・・・まず使わない機能の一つだろう。 だが、天体写真撮影…
天体写真向けのレンズの条件 星空の写真を撮る場合は「星が流れる」ことを回避するため広角側ができるだけ広いものが好まれる。 F値は小さいほど明るくなるので良いとされる。 うちのはジャンク品で拾った28mm~・F3.5のTAMRONレンズ(500円)だが十分撮れる…
ノイズがかなり目立つのでISO感度を400に落として・・・ 星雲の細かい模様も見えてきて・・・こっちの方が良いかも。
エンポーギョーシ 小学校のころ、休み時間中に「エンポーギョーシ」と言うものがあった。 遠くの山の緑を1分ほどじっと見ると言うものだ。今考えれば「遠方凝視」。 日常生活において無限遠に長時間ピントをあわせ続けると言う機会は意外と少ない。 パソコン…
ワイド端で計算してみると焦点距離1750mmでF値約2.8。 焦点距離1750mmでF値2.8。 ・・・え? ・・・・・・ええ~??マジすか? 直焦点撮影では焦点距離1000mm・口径102mmでF9.8。 絞りと明るさの計算はちと面倒な式で計算できるが、F2.8とF9.8ではおよそ10…
コリメート撮影と言うと「手持ちで望遠鏡にレンズを押し付ける」と言うイメージがあるが、望遠鏡に固定する器具(ヤフオクで2000~3000円程度)を用いればより安定した状態で撮影できる。汎用性が高いが、複数のネジ・カメラの向き・傾き等を調整することに…
貧乏拡大撮影 拡大撮影のシステムをもう一度思い出してもらいたい。 対物レンズ---接眼レンズ(アイピース)---カメラボディ 接眼レンズ(アイピース)~カメラボディ間は通常接続チューブを使う。 ただ単に繋ぐだけなら2000円程度の部品だが、拡大倍率が変…
望遠鏡を使った写真撮影には主に3つの方法がある。 1.コリメート撮影 2.直焦点撮影 3.拡大撮影 (リレーレンズ法、プロジェクション法、引き伸ばし法とも呼ばれる) それぞれの違いは以下の通り。 1 対物レンズ---接眼レンズ(アイピース)---カメラレンズ--…
1等星より明るい星で試す ソフトフィルターの効果測定最終回。現在光度-1.8等級の木星で試す。 ご覧の通りです・・・ 木星、デカすぎ! オリオン座の0.5等級ベテルギウスも十分な大きさに写っているが 木星は月か!と見紛うばかりの巨大な星像。 ここまでい…
みなみのうお座 この写真の上のほうにある、みずがめ座と繋がった星座「みなみのうお座」。 目印であるフォーマルハウトは1等星であるが、その他は4等星以下の暗い星のみ、 肉眼では星座の形を認識することすら困難。 別の意味でも見えない 一般に星が低い位…
名前はよく知られていますが 黄道12星座のうちの2つ、やぎ座(写真右)とみずがめ座(写真左)は当然のごとく名前は知られているが実際の星空で見つけるのは少々難しい。どちらも明るい星がないからだ。 「秋の星座」の1等星はみなみのうお座のフォーマルハ…
木星もお久しぶりッス 深夜になり木星も久しぶりにお目見え。 昨シーズンはおうし座にいたが今シーズンはふたご座に移動。 メシエ天体ついでに木星も直焦点撮影で撮ってみる。 撮影日時 2013/10/02 00:34ボディ CANON EOS KISS DN(6000円)シャッター速度 1…
本日もNexStar102GTを使って直焦点撮影の練習。 次なる標的はM42オリオン大星雲 有名な散光星雲だが裸視で見てガッカリする天体ナンバーワン(?)でもある。 写真では赤い火の鳥のような姿が映し出されるが裸視では超薄~い雲。 バルブ撮影263秒でどうだ! …
撮影日時 2013/10/02 00:20CANON EOS KISS DN (6500円)シャッター速度 15秒×6枚加算合成絞り F5.6ISO感度 800焦点距離 80mm(35mm判換算約128mm)フィルター Kenko MCプロソフトンB(ソフトフィルター)(500円)画像処理 ガンマ補正 10月2日の続きです 広角の…
直焦点撮影練習中 せっかく自動導入・自動追尾天体望遠鏡NexStar102GTがあるのに実はあまり使っていない。 カメラ単体で星空写真を撮るほうが楽しかったから、だけではなく 望遠鏡を直結しカメラのレンズとして用いる「直焦点撮影」は意外と難しいのだ。 月…